台風や大雨への備えは大丈夫?豪雨災害から身を守る方法!

前回は、近年の台風や大雨被害の多さに関連して、下記のことについて書きました。

まだご覧になってない方は、ぜひ先にお読みくださいね。

大雨に関する情報の読み方を少し分かっていただけたところで、今回は「自分で自分の身を守る方法」について具体的に書きたいと思います。

とにもかくにも、日頃の備えと早めの行動が肝心ですよ!

目次

台風や大雨による被害と事前の備え

気候変動の影響か、近年の大雨は局地的で激しく、全国的に頻発しています。

台風や大雨の際に起こりやすい水害はどのようなものがあるのでしょうか。

  • 堤防の決壊や河川の氾濫による洪水害
  • 増水で用水路や下水溝の排水が追いつかないことによる浸水被害
  • 土砂や岩石が多量の雨と一緒に一気に流れ落ちる土砂災害
  • 大雨(地震)で地盤がゆるみ、急斜面が突然崩れ落ちるがけ崩れ
  • 台風や低気圧の影響で海面が高く盛り上がる高潮
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ウチは海や川からも遠いし、山やがけのふもとでもないから大丈夫だろ?

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絶対大丈夫という保証はないのよ。

そう!災害に絶対大丈夫はありませんよね。

では、これらの水害に対してどのように備えておくべきなのでしょうか。

ハザードマップを確認しよう

「ハザードマップ」とは、一般的に「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」とされています。

国土交通省国土地理院HP

ハザードマップは市区町村で作成されており、その種類は洪水ハザードマップ、高潮ハザードマップ、土砂災害ハザードマップ、内水ハザードマップと、複数あります。(ほかにも、火山や震度被害など)

ハザードマップを活用して、お住まいの地域に浸水や土砂災害のリスクがどのくらいあるのか確認しましょう。さらに、避難先までの道のりや職場・子どもが通う学校周辺も調べておくと安心ですね。

全国のハザードマップはこちらのサイトで確認できます。
ハザードマップポータルサイト(国土交通省)

なんだか難しそうだなという方にも大丈夫!動画付きのマニュアルページもありますよ。
ハザードマップポータルサイトマニュアル

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ねぇねぇおかあさん、「内水」ってナニ?

ワタシのアイコン画像ワタシ

良いことに気が付いたわね!

台風や大雨の時に突然襲ってくるのが「内水氾濫」です。

先にご紹介した大雨に関する水害の種類のなかでは「浸水被害」にあたります。

下水道の排水能力を超える大雨によって、河川等に排水できなかった雨水が浸水被害をもたらしてしまうんです。

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え?じゃあウチも被害にあう可能性があるってこと?

ワタシのアイコン画像ワタシ

だから、絶対大丈夫はないって言ったでしょ!

ゲリラ豪雨という言葉に表れているように、近年の大雨は局地的で非常に激しく降る傾向にあります。

そのことが内水氾濫を起こりやすくしているんですね。

ハザードマップは、法律や国・都道府県が指定する被害想定地域をもとに各市区町村が作成しています。

内水ハザードマップについては、2019年の台風で各地に内水氾濫が起きたことを受けて国土交通省が全国に作成を進めるように通知しましたが、過去に浸水被害のない地域では未整備であることがほとんどです。

避難先を確認しよう

大雨や台風の時の避難行動は、大きく分けて2つあります。

  • 土砂災害やがけ崩れのおそれがある、または海や河川が近くにある場合は、警戒レベルに応じて早めの避難行動をとる。
  • 被害がさほど大きくないと想定される場合は、外に出ないで垂直避難(2階以上)をする。


ハザードマップで危険度を把握したら、豪雨時にどのような水害が発生しやすいかによって避難行動を確認しましょう。

リスクの高い地域に住んでいる場合は、早めに避難することを前提に避難先を検討してください。

豪雨時の避難先は「避難所」がベストとは限りません。

道のりの安全を考えたうえで親戚や友人の家に避難したり、アパートやマンションの1階の住人であれば上階の家に避難させてもらったりすることも有効なんです。

2019年、関東甲信越や東北地方に大きな被害をもたらした台風19号では、犠牲者の約60%が屋外で被災したといわれます。

闇雲に逃げることが逆効果になり得るのです。

そう考えると、高齢者や障がい者、乳児がいるご家庭ではさらに早めの行動が肝心です!

防災リュックと備蓄品を確認しよう

以前の記事でご紹介しましたが、阪神・淡路大震災をきっかけに設立された「人と防災未来センター」では、非常時に備える3ステップとして「0次~2次の備え」を提唱しています。


防災リュックと備蓄品は1次・2次の備えにあたりますので、ぜひチェックリスト(PDF)を参考にしていざという時に備えましょう。

防災グッズは、調べれば調べるほどあれもこれも買わないといけないんじゃないかと心配になるものですよね。

私はこのチェックリストを基本に、自分に必要なもの、家族に必要なもの、さらに普段使いができるものを選ぶようにしています。

シンプルに生活の一部としてとりいれることを心がけると、過度な不安ともサヨナラできますよ。

防災グッズに関することは、またの機会に我が家の例も交えてご紹介しますね。

台風がやってくる!さて、どう行動する?

備えがあれば、あとは行動あるのみです!

幸いにも台風や豪雨の情報は事前に知ることができますので、覚悟をもって臨めますね。

数日前からやっておくこと

外出できるうちに、家の外、家の中でできることをやりましょう!

  • 自転車や植木鉢、物干し台など、家の周りに暴風で飛んでしまいそうなものがあれば片付ける。
  • 家の窓ガラスには、タテ・ヨコ・ナナメに養生テープを貼って飛散防止対策をする。
  • 水や非常食など、必要なものを買い足しておく。
  • 大事なものは高い所に移動させる。


ほか、ハザードマップで確認した地域の状況によって、余裕のあるうちに必要なことを済ませましょう。

こまめに情報収集をし、命を守る行動を!

気象情報は、時に目まぐるしく変化します。

手遅れを避けるためには、こまめな情報収集が欠かせません。

  • 気象庁や自治体が発信する情報をチェックする。
  • 自治体から「避難勧告」が出たら、迷わず避難する。


スマホがあれば、ホームページやアプリ、SNSも含めてリアルタイムに情報が取得できます。

ほかにも、住んでいる自治体の防災メールを登録しておくといいでしょう。

また「豪雨時の避難のタイミング」は前回の記事でご紹介したとおりですが、「避難勧告」が出たら即行動開始です!

避難に時間がかかる(高齢者や障がい者の方など)と予想される場合は、「避難準備・高齢者等避難開始」の段階で行動してください。

一方で、避難情報を待たずに自分で判断することも恐れてはいけません。

100%の正解がないのが災害でもあるからです。

自分の身を守るために、日頃の備えと早めの行動が肝心!

水害から自分の身を守るため、そして家族や大切な人を守るため、普段からできることを積み重ねていくことが大切ですね。

今からでも間に合いますので、このブログが少しでも皆さまのお役に立てたら嬉しいです♪

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