【防災備蓄】水の量ってどのくらい必要?~目安と保管方法~

「水」って、どのくらい備蓄したらいいのでしょう?

水の備蓄が大事だと理解はしつつも、置き場所や賞味期限の心配もあってなかなか購入にまで至らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、ライフラインのなかで代用がきかないものが「水」だと思いませんか?

ラジオと電池があれば情報は得られます。

携帯ライトと電池があれば明かりはつきます。

カセットコンロとガスボンベがあれば火が使えます。

水は・・・・・・。簡単には思い浮かびませんね。

でも、災害時に水がないことは非常に危険なのです。

ということで今回の記事は、以下のような方に読んでいただきたい内容となっています。

今回の記事はこんな方におすすめ
  • 頭では分かっているけれど、水の備蓄にふんぎりがつかない方
  • どれくらい備蓄したらいいか分からない方
  • 置き場所や消費の工夫を知りたい方
水は生命の源ですよ!
目次

【防災備蓄】水の量ってどのくらい必要?

備蓄する水の量は、ひとり1日3リットルといわれています。

これは、1日に人間が必要とする水分量と関係があるんです。

成人男性を例にすると、人間は1日に2.5リットルの水分が必要です。

飲み水だけでみれば1.2リットルの備えでいいと思われるかもしれませんが、食事をつくるにも水が必要ですよね。

そうなると最低2リットル、余裕をもって3リットルの水を用意した方がいいということになるんです。

なにも、水は体に入れる分だけではありませんしね。

歯磨きをしたり、体を洗ったり、普段はさまざまな場面で何気なく蛇口をひねっているはずです。

断水を想定すると、やっぱりひとり1日3リットルは備えておきたいですね。

何日分あればいいの?

最低3日分。理想は7日~10日分です

とはいっても、過去の大規模災害による断水の被害状況をみると、1週間でも水道が100%復旧するとはいえません。

断水の被害状況
東日本大震災
(2011)
約257万戸が断水し、
1週間で約57%復旧 ※1)
熊本地震
(2016)
約33万戸が断水し、
1週間で90%以上復旧 ※2)
※1)厚生労働省「東日本大震災水道被害状況調査報告書」
(2012年12月)
※2)熊本市の状況のみ_熊本市上下水道局
「熊本地震からの復興記録誌」(2018年3月)

不足分は、行政による応急給水(給水車や給水拠点)に頼ることになりますね。

ただ、給水ポイントが近いとも限らないですし、行列に並んでポリ容器などに入れた重い水を運ぶ労力を考えると、その回数は少ないに越したことはありません。

家族の人数や自宅の居住形態・立地なども考慮して、何日分を備蓄するか検討してください。

断水は近年頻発している豪雨災害でも起こりますので、決して他人事ではありませんよ。

まずは3日分から!!全くないよりよっぽどましです。

我が家(5人家族)の水の備え

我が家は、オット、ワタシ、ムスメ、オットの両親の5人家族です。

現在のところ、備蓄日数は5日分にしています。

3リットル×5人×5日=75リットルの計算になりますね。

ワタシ

量を決めたら、次は何年保存の水をどんな単位で(2L・500mlペットボトル)備蓄するかを考えましょう!


私たち家族は地方(田舎)住まいで水道水を飲むことに抵抗がなく、水を購入して飲むという習慣がありません。

そのため、保存期間(賞味期限)が長い2Lのペットボトルと、日ごろから意識して飲む用の500mlペットボトルにわけて備蓄しています。

STEP
~2LPETで備蓄する量~

まずは2Lですが、

  • 保存期間は長めの5年
  • 水を購入する習慣がないので、2Lを多めにストックする
  • 6本入りを6箱買い

これで、2L×6本×6箱=72Lを確保しています。

STEP
~500mlPETで備蓄する量~

次に500mlは、

  • 保存期間にはこだわらない
  • 消費サイクルを決めて定期購入にする
  • 24本入りを1箱買い

これで12L確保しています。

我が家の場合、以上で72L+12L=84Lとなり、5日分+αの備蓄の出来上がりです!

生活スタイルに応じて水を備蓄しましょう!

  • 普段から購入した水を飲む(使う)場合
    →保存期間にこだわらず、一定量を消費したら買い足す
  • 基本的に水を購入する習慣がない場合
    →保存期間の確認と消費する工夫が必要

保管方法とローリングストック

家が倒壊した場合を想定して敷地内に物置を設置するご家庭もあるようですが、残念ながら我が家にはそのスペースがありません。

とはいえ、家の中にまとめて保管するのもなかなか難しいですよね。

そこで我が家(一軒家)では、玄関とキッチン、2階の寝室に分散して置いています。

分散すればそこまで置き場所に困りませんし、すべての水が一度でダメになるという事態も避けられます。

2Lと500mlの箱のサイズをぞれぞれ測りましたので、よかったら参考にしてくださいね。

2Lペットボトル6本入りの箱を3つ並べてみました
(サイズは1箱分です)
500mlペットボトル24本入り
ワタシ

我が家の場合、困るのはローリングストックよ!

オット

わざわざ購入してまで水を飲まないからなぁ。

ローリングストック・・・ストック(備蓄)をローリング(回転)させること。備蓄品を消費し、その分を買い足していくこと。


我が家のローリングストックの工夫として、2Lペットボトルはキャンプやバーベキューの時に持参して消費しています。

災害に備えるため、「キャンプ好き」はなにかと役に立ちます。

ほかにも、定期的に料理に使うとか、子どもの運動会に持っていくとか、生活のなかで無理なく消費するように心がけています。

一方、500mlのペットボトルは、あえて少し単価の高い(肌に良さそうな)水を定期購入して、普段は私だけで飲んでいます。

ムスメ

お母さんだけずるーい。

ワタシ

万が一のときは、みんなで飲もうね。

朝起きたら常温の水をコップに入れて、グビグビと1杯。しかも美容にいい(かも)。

ということで、ほぼ毎日続けられています。

また、防災リュックにも入れて、次の水が配達されるサイクルで入れ替えています。

我が家の場合は2か月に一回ですが、防災リュックの中身を見直すいい機会にもなりますよ。

応急給水所から水を運ぶための工夫

水の備蓄日数は最低3日分、7日~10日分が理想であることは書きました。

我が家は、最低量はクリアしていますが理想には届いていません。

5日分+αの備蓄にしたのは、我が家の生活スタイルに照らし合わせると応急給水所にお世話になることも想定して備えた方がいいと判断したからです。

その際は、「ポリ容器や厚手のビニール袋で水をもらって、キャリーカートや自転車、リュックで運ぶ」ことをイメージした備えが必要になります。

自宅が一軒家なのか、アパート・マンションなのかで備えるものも違いますよね。

それぞれでイメージできるものを購入するようにしてください。

水を備えて、災害を自分のこととして想像しましょう

まさに今、大きな災害が起こるかもしれない。それが災害大国日本の現実です。

これまで災害に遭わなかったからといって、これからも自分だけ大丈夫だとは限りません。

さらに、災害時には生活必需品が手に入りにくくなりますが、生きていくために欠かせない水がなおさらなのは容易に想像できますね。

あれもこれも備えが大事といわれてどうしたらいいか分からなくなってしまった方は、まずは水から始めてください。

不安が和らぎ、いざというときには間違いなくあって良かったと感じるでしょう。


次回は、断水に関連して災害時のトイレ問題のことを書きたいと思ってます。

これも生理現象ですから、しっかり備えておきたいですね。

では、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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